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2021.06.24「開けてはならない」
ご存知の「パンドラの箱」。
「開けてはならない」とギリシャ神話のゼウスがパンドラに贈った箱。
中身は病気、憎悪、犯罪、争いなどが出てくるため、決して「触れてはいけないもののたとえ」ですよね。
そもそも「開けてはならない」という言葉、人間の心理を考えるといかがなものか?と考えてしまいます。
「浦島太郎の玉手箱」「鶴の恩返しのふすま」「舌切り雀の大きなつづら」もそうです。
みんな失敗してしまいました。
「開けてはならない」ではなく、他の言葉で言われていたら「たぶん開けなかったのに...」との思いになります。
協会では「開けてはならないではなく、触れてはならない」のたとえに「U事務局長の机」があります。
一度、ご覧になるとその意味がわかると思いますので、ぜひ、お近付き下さい。
ところで、皆さんの周りでも開けていないものがありませんか?
私の場合は「お守り」。
バチが当たるという迷信である事を知ってはいても、開けたことがありません。
ただお守りの効力は「1年間のみ」との事。
Suika定期券のように期限があるのです。
最近の神様は、現実的なのですね。
(本日の担当:k)