2021.09.13新型コロナウイルスワクチンの副反応

先週末、2回目の新型コロナワクチン接種を行いました。
幸いなことに、接種部分の痛みと微熱のみで、平穏に過ごしています。

ご存知の通り、個人差によりますが、
発熱・倦怠感・頭痛等の症状は、接種翌日をピークに発現することが多いですので、予定はなるべく空けておくのが無難のような気がします。

さてそれよりも怖いとされるのが、ワクチン接種後に稀に起きる「アナフィラキシーショック」。
短時間で全身に現れるアレルギー症状のことで、ファイザー製ワクチンの場合は、100万人中5人の頻度で生じるようです。

今回のコロナワクチンで、その原因として掲げられているのが、ポリエチレングリコール(PEG)という医薬品添加物の存在。
この添加物は薬剤に多く用いられ、苦みや臭いをおさえて薬が飲みやすくなったり、安定性がよくなったり、体への吸入もよくしてくれる添加物です。
今回のPEGの場合は、ワクチン成分を覆い、成分が体内ですぐに分解しないようにする大切な役割となります。

ただPEGに普段から接する機会が多い人は、体がPEGを異物として既に認識していて、アナフィラキシーショックを生じる可能性が高まります。
先ほど記したようにPEGは薬剤に多く使用されているため、取り扱う事が多い「医療従事者」に、同症状が生じる割合が多いという事実があります。
日本国内では、医療事者からワクチン接種が始まったわけですが、その傾向通りで当時の国内アナフィラキシーショックの割合は今に比べても高かったようですね...。
事情を知っている医療従事者はある意味「命懸け」だった事を後に知りました。

PEGは、化粧品やシャンプーにも入っている日常的な物質なので、日頃より接触している人も多いはず…。
自然に接触している「物質」がいつの間に異物として捉えられ、後にアレルギー症状を起こしてしまうとは、花粉症で経験しているものの本当に怖いですね。

従い、苦手な方と会うと「蕁麻疹が…」という症状はある意味、本当なのでしょう。
自分自身にそのような症状はないのですが、もしかすると協会メンバーから私がそのように思われているかも知れないので、適度にテレワークを実施し接触機会を減らそうと思います(苦笑)。

(本日の担当:k)

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