2021.05.17有事への対応力

5/14現在の報道(日経および英フィナンシャルタイムズ)の集計によると、
国・地域別の100人あたりの接種完了人数は、イスラエルがトップで56.23人。次いでUAEが39.27人。
それ以降、先進国の名が連なりますが、日本は1.24人。
感染拡大が止まらないインド(2.80人)よりも少ない状況です。
上位の各国は、有事への対応力が優れている国のように見受けられます。

先日から65才以上にワクチン接種の案内がなされたものの、電話・ネットによる予約もかなり混乱しています。
薬剤メーカーからのワクチン供給は年内には日本の総人口以上の量が供給されることがわかっているものの、
ワクチンが入っても、接種が遅れますので、若年層への接種は年内には始まらないのでは...?

ちなみに、
協会の産学人材開発部が実施している「プロジェクトマネジメントセミナー」。
限られた時間制約の中、あらゆる物資をどのように調達・運搬・設置・トラブルにも対応し、製品にして安定稼働するまでのヒト・モノ・カネの流れについて徹底的な教育を受けます。
それゆえ、受講者はプロジェクトの最適かつ有事への遂行力を身に着けることができ、年々、受講者も増加しています。

この教育を受けた方々は、今のワクチン接種プロジェクトをどのように見ているのでしょうか。
やはり有事への対応力が問われているような気がします。

(本日の担当:k)

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