2021.11.25死ぬまでにしたい10のこと

2003年に公開されたカナダ・スペイン映画。
23歳にして余命2か月の宣告を受けた主人公アンが、その事実を誰にも告げないことを決め、「死ぬまでにしたい10のこと」をノートに書き出し、一つずつ実行してゆくという内容。彼女の若すぎる死に胸が詰まりますが、自分の事を優先していなかった彼女が、初めて表にだした「素顔」「わがまま」もあり、もの悲しさを誘うものでした。
ただ掲げた「10のこと」における一部の項目に対する賛否両論があり、評価が分かれる映画でもありました。

さて、「もしあと2、3ヶ月で死ぬとしたら何がしたいだろう?」と自分自身を見つめなおすと、
ほとんどの方がチャレンジしていなかった自分を後悔し「新たにチャレンジすること」を掲げるそうです。
そのような中、協会でも昨日は一つのチャレンジがありました。

協会のイベントは、ベテラン職員が表舞台に立ち、会を進行していくので、若手が表に出ることはまずありません。
ですが、昨日は若手職員のIさんに約200名の聴取者の前でのイベント司会を務めていただく事にしたのです。
司会を数週間前に打診した際には、一瞬、躊躇した様子を見せたものの、数秒後には「私がやります」と...。

それから昨日まで用意周到に準備を行い、イベントでの笑顔の進行はとても素晴らしいものでした。
Iさんに取っては、小さなチャレンジだったかも知れませんが、抜擢したこちらにおいてもチャレンジだったのです。
彼女が乗り越え期待に応えてくれた事に感謝しつつ、今後の協会にとっても貴重な人的財産ができたと安堵しました。

Iさん、
今後も多くのハードルがあると思いますが、今回のように自らチャレンジし続けてみてください。
きっと後悔しない人生が過ごせると思います。

でも、ちょっと褒め過ぎたかな...?

(本日の担当:k)

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