調査研究報告書
1983-プ3 防災計画策定支援システムの調査研究報告書
カテゴリー:調査研究全般(TDD) 更新日:1983.07.16
上下水道、電気、ガスなどのライフラインは地震などで破壊されたとき影響はきわめて高い。本調査・研究は防災計画のための支援システムとしてまとめられたものである。
そこで、地域情報処理に関する既存技術の収集や、ライフライン施設の地震被害の調査と考察、埋設管の被害と耐震設計法に関する考察、またアンケート調査からガス、上下水道施設の地震防災対策の現状調査を行った。
その結果、都市全体の総合的な地震防災計画を策定するためには、ライフラインばかりでなく、都市内にあるさまざまな施設や構造物に対する耐震性の検討や、個々の施設、構造物の耐震性の評価をもとに市民の避難行動や応急対策活動の計画を適切に定める必要のあることがわかった。
<分科会長:片山恒雄(東京大学 生産技術研究所)
副分科会長:浜田政則(東海大学 海洋学部 教授)
委員:5名 幹事:1名 事務局:1名
ワーキンググループ:10名>