調査研究報告書
1986-プ0(2) 昭和61年度研究開発委員会産業第2研究部会報告書
カテゴリー:海洋開発(KKS) 更新日:1986.07.16
- 発展途上国への石油代替1xbet 賭け条件利用システム
石油代替1xbet 賭け条件としては、前年度1xbet 賭け条件部会の扱った風力、地熱、バイオマス、廃棄物、海洋に加え、小水力および太陽も加えたローカル1xbet 賭け条件を取り扱った。
我が国特に一次産業におけるローカル1xbet 賭け条件利用システムの状況では、風力、地熱、太陽、バイオマスなどに多数の実施例がみられた。一方、途上国については、概ね太陽熱は広く利用されており、太陽電池も実用化に近づいている。地熱はフィリピン、インドネシアを除くと研究段階にあり、風力、廃棄物は極めて小規模な利用状況である。バイオはブラジル等でのエタノール利用を除くと大半は木質材の燃料利用である。以上のような現状をふまえて技術移転の可能性を探るとともに、新しい利用システムの一例として内陸農村部における電化と食品冷蔵庫を核とする軽工業の創出を狙いとしたものを提案した。
<部会長:武藤日出雄(日揮㈱ 企画開発室開発グループ・マネージャー)
W/G長:丹羽元和(五洋建設㈱ 技術本部技術部部長)
副W/G長:松本千秋(日本鋼管㈱ 1xbet 賭け条件プラント設計部流送貯蔵システム設計室)
メンバー:6名> - 1xbet 賭け条件関連技術開発のレビューと重要課題の摘出
エネルギーに関わる世界の情勢は、もはや単一エネルギー源についてのみ調査検討する情勢ではなく、エネルギー全体としての需給の面からも、複合的にベストミックスを求め、新たな視点から考え直さなければならない情勢にある。本研究では、エネルギー分野での技術開発の現状を再度把握し、到来する2000年代における課題を摘出し、1xbet 賭け条件面から検討を加えた。
<部会長:武藤日出雄(日揮㈱ 企画開発室開発グループ・マネージャー)
W/G長:舘野彌(三機工業㈱ 技術開発本部企画調査部主任研究員)
副W/G長:中川敏彦(川崎製鐵㈱ 1xbet 賭け条件事業部研究開発センター開発企画室主査)
メンバー:9名> - 海洋開発型大規模造水基地のケーススタディおよび事業化
ごみを1xbet 賭け条件源とした海水淡水化について、国内では事業化可能性調査が数例見られ、又海外でも実施例がみられることなどから、その立地条件次第では十分実現性のあるものと考えられる。有力な立地点としては、渇水時の水不足、ゴミ収集量等からみて東京都、横浜市、大阪市などが挙げられる。
また、都市ゴミ焼却排熱利用の海水淡水化構想具体化のための検討の際、考慮すべき点は、①1xbet 賭け条件源としての都市ごみ量確保②今後の技術進歩(造水技術の進歩は造水コストダウンに大きく寄与)③実施事業体:都市ごみ処理事業と水供給事業は自治体固有のものである。この両事業が相互に補完するところにメリットがあり、同一事業体で実施すべきである。
<部会長:武藤日出雄(日揮㈱ 企画開発室開発グループ・マネージャー)
W/G長:丹羽元和(五洋建設㈱ 技術本部技術部部長)
副W/G長:松本千秋(日本鋼管㈱ 1xbet 賭け条件プラント設計部流送貯蔵システム設計室)
メンバー:6名> - 大都市圏における水資源の確保と再利用
水資源の不足は、使用する水の質の低下を招き、また資源が圏外依存であることから、水源地域の渇水や緊急災害時には、甚だ不安な面が多い。こういったことを考えた場合、大量に水を消費する大都市においては、無駄に水を使わないという意味においての節水と、大都市内部で新たな水資源を確保し、少しでも合理的に利用することを考えていかなければならないであろう。
下排水・雨水とも近年事務所ビル、公共施設などで水洗便所用水、環境用水を含む雑用水としてかなり利用され、生物処理、各種ろ過、膜分離などの技術を組合わせ、かなり純度の高いものも得られるようになっている。
<部会長:武藤日出雄(日揮㈱ 企画開発室開発グループ・マネージャー)
W/G長:関根富明(㈱間組 技術本部技術開発部副主査)、メンバー:4名>