1989-プ0(3) 平成元年度研究1xbet 競馬委員会都市研究部会報告書

カテゴリー:調査研究全般(TDD) 更新日:1989.07.16

  1. レジャー空間およびイベントによる都市活性化策に関する研究
    社会構造・産業構造を取り巻く環境の変化に伴い既存地域とその中核都市における経済活動の停滞の発生に対処していくため、都市の活性化が強く求められている。また、ここ数年来、国民の自由時間も増えつつあり、生活様式の多様化や高齢化,国際化、情報化の進展などにより余暇活動に対する需要も増大してきている。このような状況の中で、余暇化時代にふさわしい都市の活性化方策はどうあるべきかをレジャー空間およびイベントの二つの角度から1xbet 競馬産業の立場で取り上げ、その現況について調査・検討することとした。
    その結果、①レジャー空間による都下活性化方策では、レジャー空間の創出に当たり、他と全く異なる特色を有する差別性や個性を持った対応を包含したものが要請されるようになってきている。経済的、社会的、地域的側面からの1xbet 競馬強化があわせて実行されることが要件となる。②イベントによる都市活性化方策では、イベント機能を有効に活用、運用していくため、都市活性化プログラムの中で、明確な位置づけを行うとともに、目標とする将来の都市イメージと、それに対応した地域の規模やポテンシャルに合わせた活用方法が必要である。③都市活性化としての実現化の方策において、機能発揮の条件は複合性、独自性、超域性、非日常性の4点であり、これらを効果的に組合わせることが、都市活性化には重要である。
    <部会長:三好隆(㈱日立製作所 大規模プロジェクト営業推進本部システム技術部部長)
    副部会長:小城一廣(東亜建設工業㈱ 営業本部営業管理部部長)
    幹事長:永井洋次(㈱日立製作所 大規模プロジェクト営業推進本部システム技術部主任技師
    副幹事長:2名、協力者:1名、他14名、
    事務局:1名>

  2. ウォーターフロントの再生と全国展開
    ウォーターフロントの1xbet 競馬・再生の目標とするところは地域の活性化であり、地域活性化の拠点としてウォーターフロント空間をとらえる必要がある。今年度は前年度の研究を継承し、調査を進めた。地方都市におけるウォーターフロントの1xbet 競馬・再生は、大都市(特に日本)に見られがちな経済性、機能性を基調とするのではなく、そこに住んでいる都市生活者を中心とした地域活性化という観点から考えるべきであろう。
    初期の開発が行われ運営を開始している、釧路、小樽、函館、小浜、与島の5都市をウォーターフロント開発事例として取り上げ、分析評価を行った。都市の特性、開発経緯、開発手法、開発コンセプト地域中身との対応、管理・運営等の評価項目を通して特に成功に起因していると思われるものを抽出し、成立条件のキーワードとして整理した。法規制については、法律と所管部署が錯綜していることがわかった。1xbet 競馬面については、技術そのものだけでなく、それを利用、運用、管理するシステムや人が大事であると考える。
    <部会長:三好隆(㈱日立製作所 大規模プロジェクト営業推進本部システム技術部部長)
    副部会長:小城一廣(東亜建設工業㈱ 営業本部営業管理部部長)
    幹事長:大野雅行(東急建設㈱ 施工本部土木設計部1xbet 競馬設計課副参事)
    副幹事長:1名、他9名、
    事務局:1名>

  3. 21世紀における都市空間の創造について
    世界的な経済大国となりながら日本人の住環境は、「ウサギ小屋」、「通勤地獄」に代表されるように、他の先進国と比べても大きく立ち遅れており、今後価値観の変化、産業構造の変化などにより最優先で改善が求められているものの一つである。そこで本研究は、住宅という点に着目し、居住環境という切り口から都心の空間拡大策とそれを取り巻く現状を検証し、これから21世紀に向けての都市空間拡大の指針となるものを模索してみようと試みた。
    ①東京の都市基盤形成の歴史と現状への影響:西欧の城郭都市に対し、農村へのスプロールによって発展してきている。木造建築文化が都市の高度利用を妨げてきた。馬車の時代が短く、道が人間尺度のまま今に残っている。
    ②居住環境の現状:住民の意識調査で半数以上が住宅に対して不満を持っていることがわかった。
    ③拡大策を取り巻く現状:再1xbet 競馬事業による都市型住宅の供給の大きな成果、土地税制や私権の制限が拡大策に及ぼす影響の大きさと重要性の認識
    ④新しい拡大策:現在計画されている拡大策を海域、地下、超高層の3方向に分け、それぞれについて居住空間としての可能性という観点から検証し問題点の整理をした。
    <部会長:三好隆(㈱日立製作所 大規模プロジェクト営業推進本部システム技術部部長
    副部会長:小城一廣(東亜建設工業㈱ 営業本部営業管理部部長)
    幹事長:鈴木隆史(五洋建設㈱ 1xbet 競馬本部1xbet 競馬計画部)
    副幹事長:1名、協力者:1名、他12名、
    事務局:1名>
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