「《第316回 サロンドエナ》」開催のご案内

日時 平成21年4月15日(水)  16:30~19:00
注:開催時間が1月から1時間前倒しになりましたのでご留意願います
場所 当協会 6階 CDE会議室
会費 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。)
プログラム ● 講 演(16:30~18:00)
[テ ー マ] 未来の夢のプロジェクト・リニアコライダー
[講  師] 吉岡 正和 殿
高エネルギー加速器研究機構(KEK) 教授
先端加速器科学技術推進協議会技術部会・施設WG主宰
[講演趣旨]

2008年に発表された4人のノーベル賞受賞の知らせは、日本中の国民が大喜びしました。基礎物理学の分野で日本が、世界をリードする最先端にあることを国内外に知らしめたといえます。
加速器技術と素粒子物理学の研究にて世界でも第一級の成果を出し続けている日本は、他に例を見ない史上初の「世界の基礎科学拠点」を目指して"リニアコライダー"を誘致しています。
日本は、リニアコライダーの基幹技術である超平行ビーム生成と超伝導加速空洞の性能の両方で世界記録を持ち、誘致に向けた活動が活発化しています。
最近完成した大強度陽子加速器施設 J-PARC (Japan Proton Accelerator Research Complex)のこれからの活躍とその延長線上にあるリニアコライダーは、まさに未来の夢のプロジェクトなのです。
安定した岩盤に直線31kmのトンネルを造る史上最大の地下実験構想であり、土木学会はもちろん、様々な分野の科学者の英知も集める一大国家プロジェクトとなります。総額8000億円とも言われるこの未曾有のスケールのプロジェクトの実現に向けた構想の概要を知り、最先端の科学が目指す宇宙のなぞを紐解く切り札となるこの加速器技術とはどんな技術なのか?興味のつきないお話を伺う。

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