サロンドエナ
「《第339回 サロンドエナ》」開催のご案内
日時 | 平成23年11月16日(水) 15:30~18:00 | |
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場所 | 当協会 6階 CDE会議室 | |
会費 | (1)賛助会員 無料 (非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。) (2)懇親会 500円 |
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プログラム | ● 講 演(15:30~17:00) | |
[テ ー マ] | 「第二京阪道路小路トンネル工事」 -NATM工法によるわが国初の浅層大断面4連めがねトンネル- |
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[講 師] | 足達 康軌 殿 大成建設株式会社 関西支店 新名神高速道路原工事 所長 |
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[講演趣旨] | NATM工法は、主に山岳部でのトンネル工事に適用され、ロックボルトを岩盤深く打ち込み、地山自体の保持力でトンネルを保持する工法ですが、近年は、都市部でのトンネル工事にも適用されています。 本工事は、大阪・京都を結ぶ国道バイパス工事のうち住宅密集地にNATM工法により施工されたトンネル工事です。本工事は、トンネル構造がわが国でも例の無いNATMで施工する大断面4連めがねトンネルという特徴を有しますが、トンネル土被りが最大10.5mという非常な低土被り、トンネル掘削箇所が地下水を有する未固結砂礫土層でトンネル底盤が軟弱な粘性土層、施工場所がトンネル両側に民家が密集した閑静な住宅地、工期が非常にタイトという厳しい施工条件を克服し、安全かつ高精度な施工を行うための技術開発を行って、無事にトンネルを完成させました。 わが国初の浅層大断面4連めがねトンネルを、様々な補助工法を駆使し、周辺住宅地に影響を与えることなく安全に完成させたことは、都市部でのNATMトンネル建設の可能性を大きく広げたといってよいでしょう。 本講演では、第二京阪道路小路トンネル工事所長として本工事を取り仕切られた講師に、本工事の特徴、開発した技術、貴重な経験等につき、講演していただきます。 |
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● 懇親立食パーティー(17:00~18:00) 講演終了後、立食パーティーを行います。 |