「《第304回 サロンドエナ》」開催のご案内

日時 平成20年2月20日(水)  17:30~20:00
場所 当協会 6階 CDE会議室
会費 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。)
プログラム ● 講 演(17:30~19:00)
[テ ー マ] 明日の海洋産業を支える「創造と成長の法則」
― 今、何故海洋開発に創造と成長が必要なのか ―
[講  師] 上原 春男 殿
元佐賀大学学長 現NPO法人 海洋温度差発電推進機構 理事長
[講演趣旨]

海洋温度差発電(OTEC:Ocean Ther1xbet 口コミl Energy Conversion)は海洋表層部の温海水と深層部の冷海水との僅かな温度差を利用して発電する技術であり,スプレー・フラッシュ法と組み合わせることで海水の淡水化も可能である。佐賀大学では昭和48年から本格的にOTECの実用化に向けた研究開発を継続し、その中核となる「海洋エネルギー研究センター」は21世紀COEプログラムに選定されるなど世界トップレベルの研究拠点に成長している。
国土が狭隘な我が国は必要な資源エネルギーの多くを海外に依存してきたが、BRICS諸国の経済発展や資源ナショナリズムの台頭などから安価な入手が困難になっている。一方、世界第6位の面積を有する排他的経済水域には膨大な鉱物資源やエネルギー資源が賦存しているとされ、昨年7月の海洋基本法施行を契機に海洋開発の気運も急速に高まっている。
本講演では、創造性を持って研究開発を継続し、海洋エネルギー研究センターを世界トップレベルの研究拠点に成長させた経験から得られた教訓をOTECの研究開発に関わるエピソードを交え講演していただくと共に、低迷を続け閉塞感さえ漂う我が国の海洋開発にイノベーションを引き起こし、我が国が真の海洋立国として成長していくための「創造と成長の法則」について講演していただく。

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