サロンドエナ
「《第290回 サロンドエナ》」開催のご案内
日時 | 平成18年9月20日(水) 17:30~20:00 | |
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場所 | 当協会 6階 CDE会議室 | |
プログラム | ● 講 演(17:30~19:00) | |
[テ ー マ] | ヒューマン・エラーは、なぜ多発するのか -エラー・マネジメントをいかにすべきか- |
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[講 師] | 宇賀神 博 殿 武蔵野大学人間関係学部 教授 (財)鉄道総合技術研究所人間工学研究室長、 (財)原子力発電技術機構ヒューマンファクター 事業実施委員会委員などを歴任 |
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[講演趣旨] | 平成16年、大手金融機関再編時のネットワーク障害、さらにその翌年には証券取引システム障害などが発生し、その被害総額の大きさと企業イメージを大幅にダウンさせた事は記憶に新しい。一方、安全運行が最大使命である公共交通機関においても種々のトラブルが続発している。 例えば平成17年4月のJR福知山線脱線事故のような大事故や、同月羽田において補修中の滑走路に着陸してしまった旅客機のうっかりミスなど、マスコミに大きく取り上げられる事例も多い。このような一連のトラブルの要因や背景には、ITソフトや機材の不具合以上に、ヒューマンエラーに起因するケースが多いと言われている。 そこで今回は、産業心理学や安全人間工学の立場から、企業全体のシステムや環境を整え、組織構成員の行動を変えることで、意識の変革を促し、エラーを障害や事故に発展させない可能性を高めることが出来るとする武蔵野大学 宇賀神教授をお招きし、企業におけるヒューマンエラー回避の仕組作りや、経営層や管理者として心がけておくべき事など、事例を交えてお話を伺う。 |