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新型コロナウイルスによるパンデミックから2年近くが過ぎ、ワクチン等の普及によって来年以降はかなりの鎮静化が進むと期待されます。一方、開催が近いと見られる第20回中国共産党全国代表大会や、11月8日の米中間選挙を控え、北京オリンピック／パラリンピック終了後は米中の覇権争いが本格化することも予想されます。
コロナ禍によって経済が停滞していた欧米では、社会経済活動の再開や、量的緩和の縮小・利上げにより、物価や長期金利の上昇も予想され、株価は変動率の大きい展開となる可能性があります。我が国でも来年の７月頃には、参院通常選挙が予定されており、政権の帰趨が決まると言われています。
本講演では、2022年に向けた政治スケジュール等を確認しつつ 経済・金融市場の動向についてご説明いただきます。