サロンドエナ
「《第293回 サロンドエナ》」開催のご案内
日時 | 平成19年1月17日(水) 17:30~20:00 | |
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場所 | 当協会 6階 CDE会議室 | |
会費 | 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。) | |
プログラム | ● 講 演(17:30~19:00) | |
[テ ー マ] | 「燃料電池自動車の開発動向」 ~持続可能なモビリティ(移動手段)の実現に向けて~ |
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[講 師] | 井口 哲 殿 トヨタ自動車株式会社 トヨタ自動車東富士研究所 FC開発部 主査 |
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[講演趣旨] | 燃料電池自動車は、究極の低公害車として、国内外の自動車メーカーが開発に注力している。 国内でもトヨタ・ホンダ・日産・スズキなどが、すでに公道走行ができる車両を開発済みで、経済産業省が進めるJHFCプロジェクトなどの場で、従来の内燃機関を利用した自動車に比べ、エネルギー効率に優れ、地球温暖化の原因ともなるCO2の排出も削減できることを積極的にアピールしている。しかしながら、燃料電池自動車の普及には、主要コンポーネントである燃料電池の耐久性の改善や車両コストの低減などに加え、水素インフラの整備、社会的コンセンサスの形成など解決しなければならない課題が多く残されている。 今回の講演では、移動手段としての現在の自動車が、ガソリン車に至った経緯、石油資源の枯渇・CO2による地球温暖化問題への対応、燃料電池車への取組みと意義、トヨタでの開発の成果と今後の課題および解決手段、水素社会実現へのプロセスと課題および期待される政策等についてお話戴く。 |